JR東日本は2020年2月1日(土)から、「タッチしやすい自動改札機」の実証試験を開始します。シームレスな移動の実現に向けた取り組みの1つとして、ストレスなく利用できるタッチしやすい改札機を開発し、ICカードとQRコードの2種類の乗車券へ対応します。
この改札機は従来からのSUICAなどICカードタッチ部を「斜め」に配置し、QRコード読み取り部を改札機の前方部に備え、車いすの利用客のタッチしやすさにも配慮した構造を採用しています。試験中も通常のIC専用改札機として利用でき、ICカード、QRコードともタッチしやすさをはじめ、利用者の改札通過への影響を幅広く評価します。
実証試験を行う改札機は、新宿駅の新南改札と高輪ゲートウェイ駅の改札に設置します。新宿駅では2月1日(土)から、高輪ゲートウェイ駅は開業日の3月14日(土)から利用できます。試験期間の最終日は9月30日(水)ですが、7月から9月は試験予備期間とし、実証試験の終了後には順次撤去します。撤去は10月となる予定です。