富山地方鉄道は2020年2月3日(月)、鉄道・軌道事業の上限運賃改定申請書を北陸信越運輸局に提出しました。これは2月22日(土)に実施する、富山ライトレールとの会社吸収合併に伴うものです。
吸収合併に伴い、市内軌道線と富山港線の直通運転を開始します。運賃の改定は、旅客の利用促進を図るため、従来は別々に収受していた運賃を直通区間均一運賃とし、合わせて定期旅客運賃を統一するため、今回の申請となりました。
これにより、現行運賃が市内軌道線区間と富山港線区間それぞれ大人210円、小人110円のところ、直通区間均一制で大人210円、小人110円、ICカードでは大人180円、小人90円となります。
また定期割引率が現行が通勤49.7パーセント、通学71.8パーセントのところ、均一区間で通勤51パーセント、通学75パーセントとなります。各種定期運賃は1枚で全区間の利用が可能です。