伊豆箱根鉄道、絵本電車「大雄山線ものがたり」最後の車両が装飾完成

ニュース画像:絵本電車の車内のようす - 「伊豆箱根鉄道、絵本電車「大雄山線ものがたり」最後の車両が装飾完成」
絵本電車の車内のようす

©伊豆箱根鉄道

伊豆箱根鉄道では、紙切り作家水口千令さんが手掛けた切り絵の絵本電車「大雄山線ものがたり」の最後の車両が装飾完成し、2020年2月29日(土)から運行を開始しています。

絵本電車は2019年4月より1両目の車内装飾を開始し、8月に2両目の装飾を完了、今回3両目の装飾を行い2月29日(土)から「DAIYUZAN LINE イエロー・シャイニング・トレイン」の5504編成全車両の装飾が完成した電車を運行開始します。

車内は、主人公「たろう」と大雄山線とのエピソードなど、車両ごとに時代を分けて絵本のように物語と切り絵を車内に貼付けて紹介しています。1両目は大雄山線が開通(1925年)した大正時代の「たろう」が子どもだった頃の話、2両目は戦争が終わり赤電を導入した昭和時代の「たろう」が青年だった頃の話、今回最後の3両目では「たろう」の孫の代となった平成を迎え、令和や大雄山線開業100年に向けてストーリーが広がっていきます。

すべての装飾は手作業で作られた切り絵で切り絵ワークショップに参加した小学生や地元高校生の切り絵作品も含まれています。

「水口千令ちはる」さんは、駿豆線沿線の伊豆市修善寺に在住し、独学で紙切りをはじめ、現在、静岡県芸術文化講師として、教育現場で子どもたちの創造力を育てる“はさみ”の授業を行っています。伊豆箱根鉄道では、水口さんの協力のもと、これまでに駿豆線や伊豆箱根バスの車内を装飾したハロウィン電車やノスタルジック修善寺切り絵バスなどを運行してきました。

期日: 2020/02/29から

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