JR東海、2020年度は既存路線や海外展開に3,050億円を投資

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©JR東海

JR東海は2020年3月26日(木)、2020年度の重点施策と関連設備投資について、連結で7,180億円、単体で6,880億円の投資を行うと明らかにしました。リニア以外の既存路線、海外事業などへの投資額は3,050億円です。

東海道新幹線では、7月に運転を開始する次期新幹線車両「N700S」を年度内に12編成投入するほか、全列車の最高時速285キロメートル(km/h)化などで実現した「のぞみ12本ダイヤ」を活用、需要にあわせた弾力的な列車設定に取り組みます。新大阪駅の23番線、24番線には、可動柵が設置されます。

在来線では、新型通勤型電車「315系」の新製に向け、設計など諸準備を進め、東海道本線の大府~岡崎間、関西本線の名古屋~桑名間で、集中旅客サービスシステムの導入を拡大します。桑名駅、蟹江駅での駅舎改築、ホームにおける内方線付き点状ブロックの整備なども実施します。これら輸送サービスの充実化に向けた投資は、930億円です。

このほか、安全・安定輸送の確保に向けた施策に1,490億円、営業施策の強化に200億円、技術開発の推進、地球環境保全、高速鉄道システムの海外展開に20億円、商業、流通事業の推進に310億円を設備投資します。

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