JR貨物の2019年度決算、台風19号で減収も営業収益3.8%増

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JR貨物は2020年5月15日(金)、2019年度連結決算を発表しました。営業収益が1,989億円で前年から3.8%増、営業利益は100億円で73.2%増加、経常利益は89億円で98.9%増加しました。

2019年度は、前年に発生した「平成30年7月豪雨」からの回復を図り、収支改善のための運賃改定の取り組み、新規顧客の開拓、顧客からの要望が強く収益性の高い区間の輸送力増強を行い、収入の確保に努めました。その一方、10月の台風19号、通称「令和元年東日本台風」で主要線区の東北線が2週間以上に亘り寸断され、大幅な減収を余儀なくされました。

継続する施策では、2020年2月に東京貨物ターミナル駅構内にマルチテナント型大型物流施設「東京レールゲートWEST」が竣工したほか、リモートワーク・在宅勤務等の柔軟な働き方の推進など、数々の取組みが実行段階に移行しました。

鉄道ロジスティクス事業では、調達コスト低減にも継続して取り組み、競合環境の強化と発注条件の見直しによりコスト削減を進めたほか、機関車の新製では安定供給の確保とコスト抑制の両立を図るため、複数年契約を導入しました。

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