JR東盛岡支社、管内の動物衝突は増加 忌避剤散布などで対策

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動物による輸送障害

©JR東日本

JR東日本盛岡支社は2020年5月28日(木)、列車と動物との衝突による輸送障害の発生状況を公表しました。2019年は鹿、カモシカ、熊ともに前年から増加しています。

2019年の動物による運行遅延の発生件数は、計523件で前年の517件を上回りました。動物別に見ると、鹿が419件と全体の80パーセント(%)を占め、次いでカモシカが54件、熊が32件となっています。

日本鹿・カモシカとの衝突件数は、最も多い山田線で212件、次いで釜石線が195件、大船渡線が21件、八戸線が15件、花輪線が10件などとなっています。列車が運転再開するまでの平均所要時間は、いずれの線区も10分以上を要しています。

なお、JR東日本では、特に、釜石線と山田線では鹿との衝突が多いため、ライオンの糞から抽出した成分を含む忌避剤の散布をはじめ、安全・安定輸送に向け様々な衝突防止対策を実施しています。

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