JR東海とジェイアール東海パッセンジャーズは、東海道新幹線の車内販売業務に従事する社員が、新型コロナウイルスに感染していることが判明したと公表しました。当該社員は、ジェイアール東海パッセンジャーズに勤務、東海道新幹線の車内販売業務に従事する20代女性です。

直近の乗務列車は7月12日(日)の「のぞみ84号」新大阪～東京駅間、「のぞみ355号」東京～新大阪駅間で、常時マスクを着用して乗務していました。現在のところ、利用客と濃厚接触したと思われる事実はありません。

当該社員は7月7日(火)と7月8日(水)に研修を受け、7月9日(木)に頭痛と吐き気の症状が出たため医療機関を受診し、胃腸炎と診断されました。7月10日(金)と7月11日(土)は休養し、7月12日(日)に体調回復を受け、東海道新幹線の車内販売業務に従事し、事業所内で研修を受講、帰宅後に味覚異常を自覚しました。いずれも発熱はありません。7月13日(月)と7月14日(火)に休養ののち、翌日に医療機関を受診し、PCR検査を実施、7月16日(木)に陽性と判明しました。

当該社員は完全に治癒するまで休業するほか、同事業所の社員に対し、接触状況や体調の確認を実施、今後の対応については保健所の指示に従い、感染の拡大防止に取り組むとしています。