熊本電鉄5000形メンテナンスプロジェクト

©鐡道創研

熊本電気鉄道は、2016年2月に運用から退いた5000形車両の再塗装を目的として、クラウドファンディングによる資金募集を実施しています。資金募集は熊本電鉄や南阿蘇鉄道の応援団体である「鐡道創研」が、11月末までの期日で募集しています。

熊本電鉄5000形は、1980年代に東急電鉄から熊本電鉄に譲渡されたもので、東急時代からの緑色の塗装から「青ガエル」の愛称で親しまれていました。熊本電鉄でも2016年2月に引退し、以降は北熊本駅構内で動態保存されています。

「鐡道創研」による資金募集は、クラウドファンディングサイト「Makuake」で実施されているもので、同車両を末永く動態保存するため、緑色の「青ガエル」塗装の再塗装を行うことを目的としています。目標額は200万円で、支援金額は1口1,000円から510,100円まで8段階、設定されています。返礼品は支援金額によって異なり、「青ガエル」塗装編入りのブックマークのほか、5000形の図面、バックヤードツアー、写真撮影ツアー、実際に使用されていた座席などが用意されています。

詳しくは、熊本電鉄のウェブサイトまたは「Makuake」募集ページを参照ください。