京都市交通局、2019年度決算で地下鉄は依然「全国一厳しい経営状況」

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京都市交通局は2020年8月5日(水)、2019年度の交通事業決算概要を発表しました。地下鉄の運営に関する「高速鉄道事業」は、多額の有利子負債を抱える状況から依然として「全国一厳しい経営状況」と表現しています。経常損益は23億円と、前年から変化がありませんでした。

2019年度は経常黒字23億円を計上、有利子負債は着実に削減することができたものの、企業債の残高が3,445億円、累積資金不足305億円、計3,750億円の有利子負債を抱えている状態です。

1日当たりの乗客数は40万人と、前年度比3,400人の増加となりました。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が出始めた2月は前年度比3.9%減、3月は22.7%減となったものの、1月までは3.6%の増と好調に推移していたことから、年度では増加しました。

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