JR東、「DX銘柄2020」に6年連続選定 陸運業から1社のみ

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JR東日本は、「DX銘柄2020」に選定されました。JR東は「DX銘柄」の前身、「攻めのIT経営銘柄」が創設された2015年から6年連続で選定されています。陸運業の業種から、JR東のみ選ばれています。

DX銘柄は、経済産業省と東京証券取引所が、積極的にデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む東証上場の企業が選定されています。DXがグローバルな潮流になっており、過去5回にわたり実施してきた「攻めのIT経営銘柄」から改められました。

選定にあたり、「JR東日本グループ経営ビジョン『変革2027』」、「MaaS実現に向けた取組み」、「MaaS・Suica推進本部の設置」、「コロナ禍における取組み」などが評価されました。

グループ経営ビジョン「変革2027」は2018年7月に公表し、「鉄道のインフラ等を起点としたサービス提供」から「ヒト(すべての人)の生活における『豊かさ』を起点とした新たな価値創造」へと転換、JR東日本グループの強みを生かし、技術革新や移動・購入・決済のデータ融合により新たな価値の創造を目指しています。

「MaaS実現に向けた取組み」として2020年1月、タクシーやシェアサイクルといった各種モビリティサービスを1つのアプリケーションに統合した「Ringo Pass」をリリースしています。このアプリでは、SuicaのID番号とクレジットカード情報を登録することで、タクシーやシェアサイクルなど、複数の交通手段をスムーズに利用できます。

「MaaS・Suica推進本部」は6月に設置され、「移動のシームレス化」、「多様なサービスのワンストップ化」、「データを活用した新サービスの導入」の実現に向け、Suica・MaaS・データマーケティングを三位一体で推進しています。

コロナ禍の7月には、列車や駅を安心して利用できるよう、スマートフォン用アプリ「JR東日本アプリ」で、首都圏各線区の列車毎の混雑状況や、山手線内27駅の混雑予測情報の提供を開始しました。また、接触機会低減や駅設備消毒作業効率化を目指し、各種ロボットの実証実験を高輪ゲートウェイ駅で開始しました。

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