東武鉄道は、2020年から2021年にかけて100系スペーシア、200型りょうもうデビューから30年を記念し、リバイバルカラー車両の運行を決定しました。第1弾として、スペーシアをデビュー当時のカラーリングに塗装、2021年6月5日(土)から運行を開始します。
100系スペーシアは1990年にデビューし、30年以上にわたり浅草と日光・鬼怒川エリアを結ぶフラッグシップ特急として活躍してきました。2011年以降、外装は東京スカイツリーのライティングデザインに採用されているコンセプトカラー「水色」を基調とした「粋」、紫を基調とした「雅」、さらにサニーコーラルオレンジ基調の3種類のカラーリングにリニューアルされています。2015年からは日光東照宮四百年式年大祭記念として「日光詣スペーシア」が加わり、現在は4種類のカラーリングで運行しています。
今回、ジャスミンホワイトを基調に、パープルルビーレッドとサニーコーラルオレンジを用い、窓部にブラックラインを配したデビュー当時のカラーリングが施されます。リバイバルカラー塗装は100系の5編成(102、105、107、108、109編成)に順次、施される予定です。2021年度は、2編成がデビュー当時の姿を纏います。
さらに、100系101編成は異なるリバイバルカラーに塗装され、200型りょうもうは2編成(205、209編成)にリバイバルカラー塗装が施されます。実施時期は改めて発表されます。
スペーシアのリバイバルカラーを記念し、6月5日(土)から東武線の11駅で記念乗車券も発売されます。1セット1,000円、2,000セット限定です。