近鉄やKDDIなど、ドローンを活用した鉄道災害時の情報収集実験を開始へ

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実証実験のイメージ

©近畿日本鉄道

近畿日本鉄道やキヤノンマーケティングジャパン、KDDIの3社は2017年11月29日(水)、自律飛行するスマートドローンを活用し、鉄道災害時における線路や送電設備の異常情報を収集するための実証実験を開始すると公表しました。実験は、2018年2月から開始される計画です。

実証実験は、専用車両の走行による点検や、徒歩巡回による目視点検などが主な手法となっている「鉄道設備の状況把握」をドローンで行い、作業の迅速化、効率化を目指して実施されるものです。

近鉄では、総延長距離500キロメートルをこえる鉄道網を保有しており、特に駅間が長い区間や山間部の区間での現地に赴いての状況把握は時間を要するほか、2次災害などのリスクも想定されることから、今回の実証実験実施に至りました。今後、実証実験の後、実用化について検討される計画です。

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