JR東 第2四半期決算、営業収益はコロナ反動増も2期連続の最終赤字見通し

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JR東日本は2021年10月28日(木)、2022年3月期第2四半期決算を公表しました。前年度の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による減収の反動で、運輸事業や不動産・ホテル事業が増収になったものの、通期予想を4月末の時点から下方修正しました。2022年3月期通期で360億円の黒字予想でしたが、1,600億円の赤字予想へ修正、2年連続の赤字となる見通しです。

第2四半期決算は、連結ベースで営業収益は前年同期比11.5%増の8,778億円でした。営業損失は1,158億円、経常損失は1,362億円、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,452億円と、いずれも前年同期と比較して改善傾向にあるものの、4月から9月にかけて東京都をはじめ各地で断続的に緊急事態宣言が発令された影響を受けています。

運輸事業でも、新型コロナウイルス感染症の影響による減収の反動で収入が増加、売上高は前年同期比17.6%増の6,136億円となり、営業損失は1,439億円と、前年同期の2,941億円から改善していますが、長期に渡った緊急事態宣言が影響し、赤字見通に修正されています。

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