小田急電鉄は2017年12月12日(火)、神奈川県藤沢市に所在する江ノ島線の片瀬江ノ島駅において、駅舎の建て替えを含めた、駅全体の改良工事に着手すると公表しました。
片瀬江ノ島駅は1929年に建設されて以来、竜宮城をイメージしたデザインとなっており、1999年には「関東の駅100選」にも選定されています。今回公表された改修工事では、現在の竜宮城の雰囲気を踏襲しつつ、神社仏閣の建築技法である「竜宮造り」を採用、「遊び心と品格を備えた姿」にデザインされる計画です。
このほか、コンコースの面積拡大、トイレの全面リニューアルや、現在のスレート屋根のテント膜屋根と折板屋根への変更などで、機能性の向上が図られます。工事は2018年2月に着工、完了は2020年5月の予定です。