JR西日本は2022年5月31日(火)、主に「特急くろしお号」として使用する283系電車の台車にき裂が見つかったことを発表しました。
判明したのは5月27日16時頃、大阪府吹田市にある吹田総合車両所で、走行距離に応じ、電車全般について検査を行う「距離保全検査」を実施中に、検査係員が当該車両の台車に傷のようなものを確認しました。
同日、製造メーカによる詳細調査の結果、歯車箱を固定する箱型の部材の溶接部の一部に長さ112mm、深さ7mmのき裂があることが判明しました。
JR西日本は現在、原因を調査中とし、対策を検討しています。