2022年10月14日、日本に鉄道が開業して150年目の記念すべき日を迎えました。明治時代に新橋〜横浜間でスタートし、昭和・平成・令和と、鉄道は大きな進化を遂げてきました。150年の今日、これまでの日本が誇る鉄道車両を写真で紹介。懐かしの時代から遡り、現在までの変遷を振り返ります。
■1872年、日本で初めて運行された 150形蒸気機関車「1号機関車」 ■SLとして日本最大の製造数を誇る D51形蒸気機関車「デゴイチ」 ■ブルートレイン(寝台列車)の先駆け 20系客車「あさかぜ」 ■鉄道博物館常設展示が決定したお召列車専用機「EF58 61」 ■1964年10月に運行開始した「夢の超特急」0系新幹線電車 ■日本各地で活躍した急行形車両 キハ58形気動車 ■現在は改造車が残るのみに、交直両用の特急形 485系電車「ヨンパーゴ」 ■高度成長期を支え、3,000両超えの電車製造数日本一の103系電車 ■小田急3000形電車 初代ロマンスカー「SE」と70000形電車 「GSE」 ■1978年まで運行していた京都市電 900型 「大文字」をバックに ■クルーズトレインの登場 JR西日本 「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」 ■9月にデビューした最も新しい新幹線 JR九州N700S「かもめ」 ■そして未来へ JR東海 リニア中央新幹線 L0系蒸気機関車からスタートした日本の鉄道の歴史は、安全性はもちろん、スピードや快適性を追求し、革新的なスピードで技術開発がなされてきました。そして、現在。鉄道は目的地へ移動する手段だけではなく、グルメや地域の人とのふれあいを楽しむなど“乗車すること”を目的とした観光列車等が登場しています。一方で、人口減少により、バスへの転換など、ローカル路線の廃止が相次いでいることも事実です。
素晴らしい日本の鉄道を今後も存続していくため、記念すべき「鉄道の日」に、想いを馳せてみてはいかがでしょうか。