JR西日本は、2023年5月13日(土)の始発列車から呉線 広~海田市間で新保安システム「D-TAS」を使用開始します。
「D-TAS(Database oriented Train Administration System)」は、地上から車上へ制御に必要な情報を発信するATSとは異なり、車上に搭載したデータベースの「信号機の位置」や「曲線や分岐器の位置と制限速度」などの情報をもとに、自律的に制御する車上主体のATSです。データベースにさまざまな地上設備の情報を登録することで、運転支援機能を充実させているとのことです。
同社では、2018年5月に山陽線 西広島~岩国間で、2020年4月に山陽線 白市~西広島間にて、すでに「D-TAS」の使用を開始済みです。