2023年のお盆休みがスタートしました。各方面へ向かう新幹線の上りピークは8月10日(木)、11日(金)。巨大ターミナル東京駅では、10日朝からすでに混雑が始まっています。
JR東海によると、東海道新幹線は10日午後から11日15時頃まで、普通車指定席がすでに満席であることを発表しています(8日14時時点)。指定席の満席により、同時間帯は自由席も大変な混雑が予想されます。コロナ禍で混雑から遠ざかっていた分、戸惑う方も多いかもしれません。
JR東海は、繁忙期の東京駅でスムーズに東海道新幹線を利用してもらうための手書きの「しおり」を、公式SNS「X(旧Twitter)」にて公開しています。しおりでは、同社東京駅係員ならではの利用案内を以下のポイントにまとめて掲載しています。
ポイント1、きっぷの内容確認(紙の場合・EX予約・スマートEXの場合)
ポイント2、混雑する改札を避け比較的空いている改札の案内
ポイント3、のりかえ改札の通り方(きっぷとICカード別)
普段、仕事などで新幹線を使用する方にとっては当たり前のことかもしれませんが、繁忙期の多くの利用者はほぼ帰省客が占めることでしょう。目まぐるしく変化し、紙のきっぷからネット予約やICカード利用に移行し戸惑う方に寄り添った手作りの「しおり」。ついイライラ・ピリピリしてしまう移動が“ほっこり”に変わるかもしれませんね。