小田急電鉄は2023年9月2日(土)から、全線の営業列車前面にカメラを搭載します。
この取り組みでは、線路設備の状態確認や支障物の検出を目的としており、予防保全の向上や効率的なメンテナンスの実現を目指しています。カメラは乗務員室に設置され、線路や架線方向が撮影・記録できる模様です。
カメラによって取得される映像は、乗客など個人を特定する目的での利用は行わず、小田急電鉄のみ利用可能とのこと。また、第三者への閲覧や提供も原則として行われませんが、法令に基づく場合や裁判所の命令、警察の任意捜査協力、消防署の火災原因調査など特定のケースにおいては、カメラ映像を提供する可能性もあるとしています。