北陸新幹線イメージ E7・W7系 2023年05月13日撮影
JR西日本は、北陸新幹線 金沢〜敦賀間の開業日を2024年3月16日(土)とすることを発表しました。最速達列車の到達時分は、東京～福井間が2時間51分(36分短縮)、東京〜敦賀間が3時間8分(50分短縮)です。
運行パターンは、東京から敦賀へ直通する「かがやき」「はくたか」を計14往復運転、敦賀駅で、特急「サンダーバード」や「しらさぎ」と接続する「つるぎ」を25往復運転します。また、特急と接続しない「つるぎ」を朝夜時間帯に5本運転します。
運転本数・停車駅パターン
北陸新幹線 金沢～敦賀間開業に伴い、以下の特急列車の運転を終了します。
・特急「サンダーバード」(敦賀～金沢・和倉温泉間)
・特急「しらさぎ」(敦賀～金沢間)
※なお、早朝・深夜の「しらさぎ」各1本は、北陸新幹線と接続できないため、全区間(米原～金沢間)で運転を終了します。
・特急「おはようエクスプレス・おやすみエクスプレス」（敦賀～金沢間）
・特急「ダイナスター」(福井～金沢間)
北陸新幹線 金沢～敦賀間開業時の新幹線・特急列車について
北陸新幹線は2023年現在、高崎〜金沢間を結ぶ路線。このうち高崎〜長野間は1997年10月に「長野新幹線」として部分開業、長野〜金沢間は2015年3月に開業しました。来春延伸開業する金沢〜敦賀間は2012年6月に着工、小松駅、加賀温泉駅、芦原温泉駅、福井駅、越前たけふ駅、敦賀駅からなる総延長(線路延長)約125kmの路線。敦賀駅の先には、敦賀車両基地が設置されます。今年5月27日には全線のレール敷設工事が終了し、レール締結式が行われました。
延伸区間では9月23日(土)から12月9日(土)までの間、初の走行試験を実施予定。JR西日本W7系新幹線と、JR東日本の新幹線電気・軌道総合検測車E926形East-i(イーストアイ)が入線予定です。
