2023年最も人気だったのは?レイルラボ「撮影スポット」路線ランキングベスト10

ニュース画像:381系 2023年11月21日撮影 - 「2023年最も人気だったのは?レイルラボ「撮影スポット」路線ランキングベスト10」
381系 2023年11月21日撮影

©レイルラボ im1527さん

2023年も残りあとわずか。レイルラボでは、12月28日現在、約28万枚を超える鉄道写真(鉄道フォト)が公開されています。鉄道フォトには、皆さんが撮影した場所を登録する「撮影スポット」を登録でき、撮影のポイントや詳細な位置などが確認できます。

ニュース画像 1枚目:伯備線 撮影地
伯備線 撮影地

©レイルラボ

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そこで今回は、この1年間で最も多く見られた「撮影スポット」としての人気路線を、実際に公開されている鉄道フォトと合わせてランキング形式で紹介します。

◾️10位:真岡鉄道 真岡線

ニュース画像 2枚目:C12形 2023年03月19日撮影
C12形 2023年03月19日撮影

©レイルラボ Tomo-Papaさん

真岡線は、茨城県筑西市の下館から栃木県賀郡茂木町の茂木までを結ぶ全長約41.9kmの路線です。この路線の人気者といえば「SLもおか」として運行する蒸気機関車C12形66号機。どこか懐かしいのどかな自然の中を勇壮と走ります。おすすめスポットは、天矢場〜茂木間にある「道の駅もてぎ」からの眺め。ゆるいカーブを走行するSLが、大きな汽笛を鳴らす姿は迫力があります。なお、この路線で「撮影スポット」登録が最も多かったのは茂木駅でした。

◾️9位:秩父鉄道 秩父本線

ニュース画像 3枚目:2020年11月03日撮影
2020年11月03日撮影

©レイルラボ レフカーボさん

秩父本線は、埼玉県羽生市の羽生駅から埼玉県秩父市の三峰口駅を結ぶ全長約71.7kmの路線です。通勤列車のほか、「SLパレオエクスプレス」として運行するC58形363号機、電気機関車など、バラエティに富んだ車両が走ります。なお、この路線で「撮影スポット」登録が最も多かったのは三峰口駅でした。

◾️8位:JR西日本 山陽本線(岡山~岩国)

ニュース画像 4枚目:115系 2023年10月07日撮影
115系 2023年10月07日撮影

©レイルラボ FM-805Dさん

山陽本線(岡山~岩国) は、全長約202.7kmの路線です。東海道本線の延長路線のような形の大動脈路線の一部区間です。国鉄車両の宝庫とも言われる岡山エリアを通るため歴史的な車両をはじめ、貨物列車、通勤列車などバラエティ豊かな車両が楽しめます。「やくも」の新型273系の導入により引退予定の381系や、115系のほか、レール輸送専用貨車のチキ5200形などが撮影されています。なお、この路線で「撮影スポット」登録が最も多かったのは倉敷駅でした。

◾️7位:東武鉄道 東武スカイツリーライン

ニュース画像 5枚目:東武60000系 2023年03月03日撮影
東武60000系 2023年03月03日撮影

©レイルラボ BOEING737MAX-8さん

東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)は、東京都台東区の浅草から埼玉県南埼玉郡宮代町の東武動物公園までを結ぶ全長約41kmの路線です。東京メトロ日比谷線と半蔵門線が乗り入れていることからも、さまざまな車両を目にすることができます。デビューしたてのN100系「スペーシア X」や100系「スペーシア」、500系「リバティ」などの鉄道フォトが公開されています。なお、この路線で「撮影スポット」登録が最も多かったのは春日部駅でした。

◾️6位:JR西日本 北陸本線(米原~金沢)

ニュース画像 6枚目:681系 2023年11月03日撮影
681系 2023年11月03日撮影

©レイルラボ FM-805Dさん

北陸本線(米原~金沢)は、全長約176.6kmの路線です。2024年3月16日には、北陸新幹線の金沢〜敦賀感が延伸開業を迎えることから、同区間は第三セクターへ移管され、北陸本線はさらに短くなります。新幹線の開業で敦賀止まりとなる681系「しらさぎ」や683系「サンダーバード」、521系、10月に運転した団体臨時列車の14系「サロンカーなにわ」などの鉄道フォトが公開されています。なお、この路線で「撮影スポット」登録が最も多かったのは米原駅でした。

◾️5位:西武鉄道 池袋線

ニュース画像 7枚目:西武6000系 2023年11月23日撮影
西武6000系 2023年11月23日撮影

©レイルラボ Tomo-Papaさん

池袋線は、東京都豊島区の池袋関駅から埼玉県飯能市の飯能駅を結ぶ全長約43.7kmの路線です。都心から郊外へと走る路線で通勤車両や特急「ちちぶ」の10000系、有料座席指定の「S-TRAIN」が運行。さらに、西武有楽町線を経由で東京メトロ有楽町線や副都心線、東急電鉄東横線、横浜高速鉄道 みなとみらい線と相互直通運転を実施していることから、さまざまな会社の車両が楽しめます。なお、この路線で「撮影スポット」登録が最も多かったのは所沢駅でした。

◾️4位:相模鉄道 相鉄本線

ニュース画像 8枚目:相鉄20000系 2023年07月09日撮影
相鉄20000系 2023年07月09日撮影

©レイルラボ EnoshimaLineuserさん

相鉄本線は、横浜市西区の横浜駅から神奈川県海老名市の海老名駅を結ぶ全長約24.6kmの路線です。途中の西谷駅では2019年11月から相鉄・JR直通線が、2023年3月からは相鉄 新横浜線が開業して乗り入れたことから、都心までのアクセスが格段に便利になりました。新たな路線の開業により、相互直通運転を行うJR東日本や東急の車両が乗り入れています。なお、この路線で「撮影スポット」登録が最も多かったのは鶴ヶ峰駅でした。

◾️3位:小田急電鉄 小田原線

ニュース画像 9枚目:小田急50000形 2023年09月24日撮影
小田急50000形 2023年09月24日撮影

©レイルラボ nobu_32さん

小田原線は、東京都新宿区の新宿駅から神奈川県小田原市の小田原駅までを結ぶ全長82.5kmの路線です。通勤車両から特急列車「ロマンスカー」が走行。また、東京メトロ千代田線、JR東日本常磐緩行線へ相互直通運転を行っています。12月には50000形VSEが引退を迎えたことから、多くの鉄道フォトが公開されています。なお、この路線で「撮影スポット」登録が最も多かったのは海老名駅でした。

◾️2位:東武鉄道 東武アーバンパークライン

ニュース画像 10枚目:東武60000系 2023年12月25日撮影
東武60000系 2023年12月25日撮影

©レイルラボ tanuさん

東武アーバンパークライン(野田線)は、埼玉県大宮区の大宮駅から千葉県船橋市の船橋駅までを結ぶ全長約62.7kmの路線。2014年には、東武アーバンパークラインという愛称がつけられました。今年10月には、南栗橋車両管区に保管されていた8000型「8111F」が、南栗橋車両管区七光台支所に転属することが発表され話題に。「8111F」は、製造当時の姿を残す唯一の車両とのことで、東武アーバンパークラインでの運用に入っています。なお、この路線で「撮影スポット」登録が最も多かったのは春日部駅でした。

ニュース画像 11枚目:東武8000系 2023年11月06日撮影
東武8000系 2023年11月06日撮影

©レイルラボ D-MEYERさん

◾️1位:JR西日本 伯備線

ニュース画像 12枚目:381系 2023年11月21日撮影
381系 2023年11月21日撮影

©レイルラボ im1527さん

今年最も注目されたのはJR西日本 伯備線でした!伯備線は岡山県倉敷市の倉敷駅から鳥取県米子市の伯耆大山(ほうきだいせん)駅を結ぶ全長約138.4kmの路線です。国鉄型車両や貨物列車のほか、山陽と山陰地域をつなぐ特急「やくも」や、東京〜出雲市間で運行する寝台特急「サンライズ出雲」が走るなどこの路線の人気が伺えます。「やくも」については、新型273系に更新され、順次、現行の国鉄381系が姿を消すこととなりリバイバル運転を行う車両の鉄道フォトが多く投稿されています。なお、この路線で「撮影スポット」登録が最も多かったのは備中川面駅でした。

ニュース画像 13枚目:381系 2023年12月02日撮影
381系 2023年12月02日撮影

©レイルラボ 紅姫さん

以上、「撮影スポット」人気路線ベスト10を紹介しました。来る2024年も、推しの路線・車両を撮影してみてはいかがでしょうか。なお、鉄道写真の撮影は、ルールを守って気持ちよく行いたいですね。

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