JR西 京都駅に「新改札」誕生!自由通路など整備し混雑緩和目指す

ニュース画像:京都駅 2023年08月30日乗車 - 「JR西 京都駅に「新改札」誕生!自由通路など整備し混雑緩和目指す」
京都駅 2023年08月30日乗車

©レイルラボ suzaku5219さん

JR西日本と京都市は2023年12月27日、京都駅に新橋上駅舎(新改札口・コンコース)と自由通路を一体的に整備することを発表しました。今後、国へ補助を申請する予定で2031年度の使用開始を目指して整備を進める考えです。

京都駅についてはコロナ禍以降、インバウンド等の観光客が急増し、時期や時間帯によって駅構内や南北自由通路の混雑が発生。こうした状況を踏まえ、JR西日本と京都市は、駅の安全性・利便性・ 快適性向上のための具体策について、協議・検討を進めてきました。今回、国がまとめた「オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた対策パッケージ」に、 京都市の要望に応じて「鉄道駅改良への支援」「交通結節点の整備等によるまちづくりへの支援」が盛り込まれたことを受け、国へ支援を要請し整備を推進する運びとなりました。事業費は約195億円で、京都市も費用を負担する予定です。

整備されるのは、新改札口、コンコースからなる新橋駅舎とエスカレーター・エレベーターなどの昇降設備、自動改札。あわせて、日本郵便及び京都駅ビル開発が計画している共同開発ビルへの接続についても協議を進めるとしています。設備についての詳細は以下の通りです。

【整備する設備について】
◾️新橋上駅舎(新改札口、コンコース)
◾️昇降設備
嵯峨野線ホーム エスカレーター上下各2基、エレベーター1基
JR京都線各ホーム エスカレーター上下各1基、エレベーター1基
琵琶湖・湖西線ホーム エスカレーター上下各1基、エレベーター1基
◾️自動改札:4通路(うち幅広1通路)

ニュース画像 1枚目:設備概要
設備概要

©JR西日本

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