近畿日本鉄道は2018年1月11日(木)、大阪難波~近鉄名古屋間を結ぶ「名阪特急」向け新型車両を新たに導入し、2020年春から運行を開始すると公表しました。新型特急車両は、6両8編成、8両3編成の合計72両が製造される計画です。
今回公表された車両は、「くつろぎのアップグレード」をテーマに、日本初となる全席バックシェルを備え、座席の前後幅を広く確保するなど、車内の居住性が大幅にグレードアップされます。
外観デザインは、カラーリングに「透明感のある深い赤」を採用、「先進的でスピード感あふれる形状」とされます。車内は、後部座席の乗客に気兼ねなくリクライニングできる「バックシェル」を導入、ハイグレード車両では電動リクライニング、電動レッグレストが設置され、コンセントも完備されます。
なお、近鉄では、同車両の導入に約184億円を投入する計画です。