JR西日本は、2024年10月5日(土)から中国エリアでは初となる有料座席サービス「快速 うれしート」を山陽線を中心に導入します。あわせて、JR神戸線や奈良線などでのサービスも拡大します。
「快速 うれしート」は、車両最後部1号車の後ろ寄りを有料エリアとに設定。有料エリアは、指定席券を所持する乗客のみ利用できます。なお、サービス設定時は、エリアを区別するため、“のれん”を設置します。
山陽線 岩国〜五日市・広島間では、平日朝に運行される「通勤ライナー」や、土休日に運行される「シティライナー」の一部列車において「快速 うれしート」を新規に導入します。対象となる列車(227系)の最後部の1号車に20席の指定席を設置。料金は通常期で530円、閑散期で330円、JR西日本のネット予約「e5489」では、300円のチケットレス指定席券が販売されます。
あわせて同日からは、JR神戸線や奈良線などでも「快速 うれしート」を新たに導入。JR神戸線では網干や姫路から大阪方面への朝の通勤・通学時間帯の一部列車で、奈良線では奈良から京都方面への朝の通勤・通学時間帯の一部列車で新設されます。
さらに、すでにサービスを実施するおおさか東線と大和路線では、大阪やJR難波から奈良方面への夕方の通勤・通学時間帯で「快速 うれシート」の設定本数が拡大される予定です。