東京 清瀬市、24系「夢空間」移転でクラファン実施 お披露目は2026年2月予定

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クラウドファンディング 東京都清瀬市 豪華寝台客車のパイオニア「夢空間」ともに後世へ紡ごう

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埼玉県清瀬市は、24系客車「夢空間」の一部を移転・復活させるため、クラウドファンディングを通じて資金を募るプロジェクトを開始しました。目標金額は1,000万円で、2024年10月31日(木)23時まで募集しています。

「夢空間」は1989年にJR東日本が製造した24系客車で、豪華な内装と特別なデザインで多くの鉄道ファンに親しまれてきましたが、2008年に営業運転を終了。現在、商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷」で展示されていますが、今回、清瀬市がラウンジカーの「オハフ25 901」とダイニングカーの「オシ25 901」を譲り受け、清瀬市立中央公園にて復活させる計画です。

詳細記事「 栄転か!?「夢空間」新三郷ららぽーとから移転、かつて異彩を放った車両の移転&改修が実現

今回のクラウドファンディングは、鉄道車両の修復・保存・活用に向けた費用を調達するために行われており、資金は車両の搬出・搬入費用に充てられます。今後、第2弾、第3弾のクラウドファンディングも計画されており、これらの資金は内外装の修復、空調や電装系の修理などに充てられます。さらに、車両を長期的に保存するために必要な屋根の設置や定期メンテナンスも視野に入れており、後世にわたって「夢空間」を保存していく意向が示されています。

車両は、年度内を目途に同市への搬入を予定しています。その後、修復等を経て2026年2月には復元された「夢空間」が清瀬市中央公園でお披露目される予定です。

なお、クラウドファンディングは「All in形式」での募集のため、目標金額に達しなかった場合も差額は市の予算で補填される計画です。また、地方公共団体への寄付となるため、2,000円以上の寄附を行い、寄附金領収書を添えて確定申告を行うことで所得税と住民税において優遇措置の対象となります。

期日: 2024/10/31まで

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