JR九州、新型車両「821系」と「YC1系」導入へ 計8両を新製

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JR九州は2018年1月26日(金)、新型車両2形式の導入を公表しました。今回導入が発表されたのは、「821系近郊型交流電車」と「YC1系蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車両」で、2018年中に合計8両の新製が予定されています。

「821系」は、最新技術のフルSiCを搭載し、消費電力量を低減した近郊型交流電車です。415 系電車と比較し、消費電力量を約70パーセント低減、主変換装置(CI)や補助電源装置(SIV)の冗長性、信頼性による安全・安定輸送の確保が図られます。搬入時期は2018年2月末の予定で、3両2編成の計6両が導入されます。

「YC1系」は、JR九州初の蓄電池のエネルギーを活用したディーゼルエレクトリック車両で、キハ 66・67形気動車と比較して燃料消費量約20パーセント低減、蓄電池のアシストによる効率的な走行性能を実現する計画です。搬入時期2018年6月の予定で、2両1編成の合計2両が導入されます。

なお2形式は、今後、営業運転と量産化にむけた走行試験、性能評価が実施される計画です。JR九州は、営業投入時期については改めて公表するとしています。

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