西日本鉄道は、2018年2月8日(木)、国際協力機構(JICA)が実施する「ハノイ公共交通 ICカード相互利用開発支援プロジェクト」に、2017年12月に参画したと発表しました。
ベトナムの首都ハノイでは、都市鉄道の整備や、バス高速輸送システム(BRT)の導入や路線バス網の拡充など、公共交通の整備が進んでいますが、ICカードシステムは交通機関ごとに独立したシステムで検討が進められています。西鉄は、異なるシステムが構築されることにより、ICカードの相互利用ができず、利便性を損ねる可能性があることから、必要な設計ガイドラインを定めるため、参画したとしています。
西鉄では、乗継割引サービスなどのバス乗車サービス機能に特長をもつ交通系ICカード「nimoca」を発行しており、1道5県11業者に導入したノウハウを生かし、相互利用が可能なバスに関するシステム設計を支援する計画です。
この事業の実施期間は、2017年12月から2019年11月までの2年間を予定しています。詳しくは西鉄のウェブサイトを参照ください。