JR東日本は、2018年3月26日(月)、携帯電話の通信のできる区間を、3月31日(土)から拡大すると発表しました。対象の区間は、東北新幹線の二戸駅から八戸駅の手前までの区間と、北陸新幹線の安中榛名駅から上田駅の手前までの区間です。
JR東日本管内の新幹線では、トンネルなどの人工的な構築物により電波が遮へいされ、携帯電話などが使用できない地域において、「移動通信用中継施設」などを設置する工事が実施されています。工事には電波の適正な利用を確保することを目的として実施されている「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金が活用され、今回サービスが提供されるのはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社です。
なお、JR東日本では、東北新幹線の八戸駅の手前から七戸十和田駅の手前までの区間、上越新幹線上毛高原駅~越後湯沢駅間、長岡駅の手前から長岡駅までの区間、北陸新幹線上田駅の手前から飯山駅までの区間で工事が実施されており、これらの区間は2018年度内に携帯電話サービスの提供が開始される予定です。