遠州鉄道、静岡トヨタ自動車の全株式を取得 連結子会社化

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遠州鉄道線

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遠州鉄道は2018年5月1日(火)、トヨタ自動車から静岡トヨタ自動車の全株式を取得し、静岡トヨタ自動車とその100パーセント子会社である静岡トヨタ物流サービスを、連結子会社化する株式譲渡契約の締結を発表しました。

遠州鉄道グループは、以前よりネッツトヨタ浜松、トヨタレンタリース浜松を傘下に持ち、静岡県西部地域を中心に自動車販売事業を運営していましたが、人口減少による市場縮小や技術革新による新たな競争相手の出現により、自動車販売業界の将来は厳しい状況になると想定されていました。

また、トヨタ自動車は、2016年に開始した「J-ReBORN計画」に基づき、従来の「チャネル軸」から「地域軸」主体へ体制・働き方を見直すことで、各地域の顧客、行政、他企業との連携強化や、新たなモビリティサービス提供によるビジネスモデルの変革へ挑戦を進めています。

今回の譲渡契約は、このような状況の中、静岡トヨタ自動車グループを傘下に加え、遠州鉄道がトヨタ自動車の経営戦略に呼応し、「販売店のチャネル軸を越えた、より広い視点での生産性向上、そして新たなモビリティサービス」を提供する取り組みが可能になると考えから、締結されました。

遠州鉄道グループでの運営は、6月29日(金)からの予定です。詳しくは遠州鉄道のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/06/29から

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