JR貨物、2018年5月の輸送動向 前年比102.8%と増加傾向

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JR貨物は2018年6月14日(木)に、2018年5月期の輸送動向について公表しました。2017年度は高速貨物の運休は2本でしたが、2018年度は、中旬に秋田地区で発生した大雨の影響により、高速貨物が14本運休となっています。ただし、公表された資料によると、コンテナ・車扱の合計は、前年比102.8パーセントと増加しています。

コンテナ輸送は、全体で前年比103.0%パーセントでした。これは、積合せ貨物において、関西地区発関東・九州地区向けといった中長距離帯での鉄道シフトが進展したほか、自動車部品が東海地区発をはじめ全国的に好調な荷動きとなったことが要因となっています。また、食料工業品は、中旬以降の気温上昇に伴って西日本地区での清涼飲料水の出荷が旺盛となったことに加え、農産品・青果物は北海道産・九州産とも連休明けから玉葱、馬鈴薯、生野菜の発送が増加したことから、前年を上回っています。

車扱貨物は、5月中旬頃まで原油価格が上昇し続けたことに伴って、駆け込み需要が発生し送り込みが増加しています。これにより、車扱全体では前年比102.3パーセントでした。詳しくは、JR貨物のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/05/01 〜 2018/05/31

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