東北新幹線、6月17日の大幅遅延について原因を公表 パンタグラフ碍子に衝突痕

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碍子に見られる痕跡

©JR東日本

JR東日本は、2018年6月17日(日)に東北新幹線で発生した車両点検に伴う長時間の運転見合わせについて、調査結果を公表しました。

この事象は、6月17日(日)の13時56 分頃、連結運転を行なっていた下り「はやぶさ21号」と「こまち21号」において、仙台~古川間を走行中に一時的な停電が発生し非常ブレーキが動作、運行を停止したものです。東北新幹線は、19時40分まで東京~新青森間で運転を見合わせました。

JR東日本が車両を調査したところ、「こまち21号」と使用されていたE6系12号車のパンタグラフ下の碍子に、何かがぶつかった痕跡や、ショートした痕跡が発見されました。このことから、ショートよる停電の影響を受け、車両の電気系統の機器に不具合が生じたことが原因と推定されるとしています。なお、瞬時停電の発生箇所付近で鳥の死骸が発見されていますが、現時点で停電との因果関係は「不明」とされています。

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