西武鉄道は2016年11月24日(木)、埼玉県秩父市に位置する秩父線の西武秩父駅について、駅舎のリニューアルを実施し外装やコンコースの美装化を行うと発表しました。
駅舎のリニューアルは、西武秩父駅隣接地に2017年春にオープンする複合型温泉施設「西武秩父駅前温泉 祭の湯」の建設に合わせて実施されるものです。
リニューアルでは、駅舎外装と改札内外コンコース、特急改札口、跨線橋などの美装化を実施、このうち駅舎外装は「西武秩父駅前温泉 祭の湯」と共通の墨色を基調として「和の落ち着き」を表現するほか、ガラス面の格子で秩父の風景や文化が織り成すイメージが表現されます。
また、改札外コンコースは、柱、梁の色を落ち着いた茶系とするとともに、季節などによって絵柄を交換可能な行燈型照明の設置、案内カウンターのガラス面の格子デザインなどにより「繊細で温かみのある空間」を演出するとしています。このほか、改札内コンコースは、格子天井と行燈型照明により、「風格のある空間」が演出される予定です。
西武鉄道はリニューアルにより、乗客の利便性、快適性の向上を図るとしています。工事は2017年3月に完成する予定です。