JR東日本とUR都市機構は2017年2月10日(金)、東京・品川に設置する新駅工事の起工式を実施しました。新駅は、山手線の品川〜田町間に新設されるもので、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に暫定開業、2024年に本開業が予定されています。
新駅が設置されるのは、品川車両基地の跡地内の敷地で、ホームは島式2面4線が整備され、このうち各2線ずつ山手線と京浜東北線に使用、ホームドアの設置も予定されています。東海道線は同駅に停車しません。駅舎2階には、車両基地を見渡すことができるイベントスペースの設置が予定されています。
駅舎のデザインは、建築家の隈研吾さんが行い、日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根を設置、障子をイメージして「膜」や「木」などの素材を活用し、「和」を表現します。
なお新駅の建設は、周辺エリアの再開発を含め包括的に推進され、駅周辺には複数棟の高層ビルの建設も計画されています。