京都鉄道博物館は2019年2月16日(土)と2月17日(日)に、車両解説セミナー「車掌車のヒミツ ヨ5008のすべて」と題し、普段は非公開の車掌車「ヨ5000形」の車内を公開します。開催場所は、本館1階の583系電車の後ろ側です
ヨ5000形は1959年から、国鉄が製造および改造により登場させた車掌車です。事業用貨車の一種で、貨物列車に最後尾に連結され、列車分離などの緊急事態に備えて車掌が乗務していました。
同館展示中のヨ5000形5008号車は、1959年に大宮工場(現・JR東日本大宮総合車両センター)での改造により誕生した12両のうち1両で、最初のコンテナ特急「たから」号の車掌車です。1986年に廃車となったのちもJR貨物に引き継がれ、宇都宮貨物ターミナルで保存されていました。
開催時間は11時30分、14時、15時30分からで、各回の公開時間は約40分間です。定員は先着40名とされており、各回開始30分前から開催場所において、整理券が配布されます。