JR北海道、旅行商品の販売を変更 ネット販売はJR東のシステム利用へ

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JR北海道 本社

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JR北海道は2019年1月24日(木)、列車を利用した旅行商品「ツインクル商品」について、販売方法を変更すると発表しました。今後はインターネットや電話での予約サービスの強化を図ることに転換し、駅「みどりの窓口」での販売は終了します。

これは、2011年度と比較して「ツインクル商品」の販売金額が、無店舗販売のインターネットや電話の販売額が2倍以上に増加した一方で、駅「みどりの窓口」での販売額が約60パーセント減少しているためです。

このサービス転換に伴い、2月26日(火)に新しいサービスを開始する予定です。電話予約サービスは、同日から札幌「011」地域への市外通話料金が必要な通常電話から、市内通話料金で通話ができるナビダイヤルに電話番号が変更されます。

インターネット旅客サービスは、JR北海道が運営する「JR北海道 旅の予約サイト」では、列車やホテルの予約のシステムが、オペレーターによる空席・空室を確認してから、手配を行う方式だったことから、即座に手続きが完結できなかったため、JR東日本が運営するインターネットポータルサイト「えきねっと」内の「JR東日本国内ツアー」で、JR北海道エリアを出発地とする旅行商品の販売も開始します。開始時期は2月26日(火)の予定です。

さらに購入した旅行商品のうち、JR北海道エリアを出発地とする旅行商品は、同社の駅設置の 「指定席券売機」または「話せる券売機」で受け取りができるようになります。1月24日(木)現在の設置駅は、札幌駅、琴似駅、小樽駅、新札幌駅、島松駅、千歳駅、南千歳駅、新千歳空港駅、苫小牧駅、東室蘭駅、旭川駅、名寄駅、稚内駅、遠軽駅、北見駅、網走駅、帯広駅、釧路駅、新函館北斗駅、函館駅、五稜郭駅、木古内駅、奥津軽いまべつ駅です。

その一方で、駅「みどりの窓口」での旅行商品の販売は3月31日(日)の出発分をもって、販売終了となります。対象の商品は、「JRレール&ホテルパック」、「温線紀行」などの「ツインクル商品」と、ホテル・旅館などの宿泊券、貸切バスやフェリーなどの他交通機関の手配です。

なお、道内6カ所にある旅行センター「ツインクルプラザ」および法人旅行センター札幌支店での「ツインクル商品」や、国内・海外の旅行商品の販売は継続して行います。

期日: 2019/02/26から

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