JR北、千歳線の旧耐震基準の高架を補強 総額70億円超で補助金活用へ

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工事の対象となる千歳線の新札幌〜上野幌間の高架橋

©JR北海道

JR北海道は2017年5月11日(木)、千歳線の新札幌高架橋と千歳高架橋の合計4.5キロメートル区間において、耐震補強工事を実施すると発表しました。

JR北海道の高架橋には、1983年より前の設計基準で建設され、耐震補強を必要とするものが8区間存在します。このうち今回工事に着手するのは、2006年に北海道運輸局から補強に努めるよう通達があった「1日の平均利用者数が1万人以上かつ、折り返し設備を有するまたは他路線と接続している鉄道駅」に該当する区間です。具体的は、千歳線の平和〜上野幌間の「新札幌高架橋」2.1キロメートル区間、長都〜南千歳間の「千歳高架橋」2.4キロメートル区間が対象となります。

耐震補強工事の予算についてJR北海道は、通達の対象区間では補助制度が活用できるとして、高架橋区間で計31億円、駅部で計43億円の工事費のうち、高架区間は国からの追加支援金、駅部は国、自治体、鉄道事業者が1/3ずつ負担する補助制度を活用すること検討しており、関係自治体との協議を行うとしています。

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