近江鉄道、700形「あかね号」が引退 愛称と塗色は900形が継承へ

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700形「あかね号」

©近江鉄道

近江鉄道は2019年2月13日(水)、700形「あかね号」が5月6日(月・振休)をもって引退すると発表しました。

700形は近江鉄道開業100周年と八日市の新駅舎完成を記念し、西武鉄道の401系を同社の自社工場で改造し、1998年6月に登場した車両です。先頭は流線形で大きな展望窓を備え、座席には転換式クロスシートが採用されました。愛称の「あかね号」は、沿線で詠まれた万葉集の「あかねさす~」の和歌にちなんでいます。老朽化が進行しているため、引退が決定しました。

引退前に3月1日(金)から、車両の前面・後面に「ラストラン幕」、側面の運転席ドアの後には「ラストランステッカー」を掲出して運転します。

「あかね号」の愛称は、900形「901号・1901号」の編成が5月7日(火)から引き継ぎます。それに先立ち、クリームを基調に赤と青のラインを側面に配したデザインに塗色変更が実施され、2月16日(土)から運行を開始しています。運行範囲は、同社線の全線で、通常の旅客列車として運行されます。

期日: 2019/03/01 〜 2019/05/06

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