阪神電気鉄道は2019年3月19日(火)から順次、利用客への案内の充実化を行っています。改良されたサービスは、改札口インターホン、列車接近表示器、自動放送装置、スマートホンアプリ「阪神アプリ」です。
改札口インターホンは、従来の音声通話機能に加え、カメラによる乗車券類の確認機能、ICカードの処理機能、筆談や資料による案内ができる双方向画像表示機能を搭載し、より多くの利用客がスムーズに利用できるように改良されました。このインターホンは、3月19日(火)に本線の深江~春日野道間の各駅で導入が開始されており、2019年6月から12月までに本線の福島~芦屋間の各駅、阪神なんば線の桜川~大物間の各駅、武庫川線の武庫川団地前駅に、順次、導入される予定です。
列車接近表示器は、表示内容に次列車案内や次列車在線位置案内を追加、自動放送装置は列車情報にあわせて種別・行先の内容を追加しています。これらの措置は、3月28日(木)から、本線の福島駅、淀川駅、姫島駅、千船駅、杭瀬駅、大物駅、出屋敷駅、鳴尾駅、久寿川駅、香櫨園駅、打出駅、深江駅、青木駅、住吉駅、石屋川駅、新在家駅、大石駅、西灘駅、岩屋駅、春日野道駅、阪神なんば線の大物駅、出来島駅、福駅、伝法駅、千鳥橋駅に導入しています。ただし、香櫨園駅の自動放送装置、春日野道駅の列車接近表示器は、2019年度内に追加予定です。
「阪神アプリ」は、3月26日(火)から予告情報や運休・30分以上の遅延を伴わない運行情報のブッシュ通知を開始したほか、各駅最寄りのシェアサイクルの表示、表示中の駅を発駅としたダイヤ検索機能を追加しています。