箱根登山鉄道は2019年4月1日(月)に、同社最後の「つりかけモーター」車である「103号‐107号」の編成が、7月に営業運転を終了すると発表しました。
「103号‐107号」は、同社の前身である小田原電気鉄道が、箱根湯本~強羅間の鉄道線が開業した1919年に投入した「チキ1形」をルーツに持つ車両です。木造車体の鋼体化改造、複電圧化改造、形式称号変更を経て、100年間活躍してきました。
引退にあたり、イベントなどを実施する予定ですが、詳細については、後日、発表されます。
あわせて、6月1日(土)に箱根湯本~強羅間が開業100周年を迎えることから、記念キャンペーンを、同日から2020年3月31日(火)まで開催することが発表されています。それに先立ち「ロゴマーク」も決定しています。
「ロゴマーク」は、「天下の険」と呼ばれる箱根を、3回のスイッチバックをしながら、上り下りする登山電車の特徴を、リボンで表現したデザインです。