西武新宿線の複々線化計画、中止が正式決定 1995年から凍結

ニュース画像:西武鉄道新宿線 中井駅~野方駅間連続立体交差事業 土木工事 - 「西武新宿線の複々線化計画、中止が正式決定 1995年から凍結」
西武鉄道新宿線 中井駅~野方駅間連続立体交差事業 土木工事

©西武鉄道

東京都と西武鉄道は2019年5月29日(水)から6月1日(土)にかけて、西武新宿線の複々線化都市計画を変更する素案説明会を、中野区、杉並区、練馬区、新宿区で開催します。この説明会は、西武新宿線の西武新宿~上石神井駅間で予定していた複々線化計画の廃止を、住民に伝えます。

西武新宿線の複々線化計画は、西武新宿~上石神井間の地下約40メートルから60メートルの場所に複線の地下トンネルを建設、途中駅は高田馬場駅のみ設ける大規模な工事を伴う案でした。

1987年に特定都市鉄道整備事業として認定され、高額な建設費の一部を運賃に上乗せる制度も始まっていました。しかし、建設費の高騰や複々線化の前提となった混雑率が緩和され、1995年に無期限延期となり、この計画は凍結されていました。

2019年5月現在、複々線化計画が予定されていた区間のうち、中野区内の中井~野方間の約2.4キロメートルで線路を地下化する連続立体交差事業の工事が進められています。

期日: 2019/05/29 〜 2019/06/01

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