国交省、「地方鉄道の誘客促進事例集」を公表 誘客促進と経営改善が目的

国土交通省鉄道局鉄道事業課は2019年6月21日(金)、「地方鉄道の誘客促進事例集」を公表しました。

これは、誘客推進や経営改善を図る各鉄道事業者や地方公共団体が参考にできるよう、鉄道局が28の地方鉄道にヒアリング調査を行い、まとめたものです。公表された誘客推進は、発信力のあるコンテンツ利用、ノウハウを持つ人・企業の利用、他団体との連携、外部資金の活用の4つに分類されました。

主な事例として、沿線のおもちゃ美術館とコラボレーションした「おもちゃ列車」を運行する由利高原鉄道、沿線の温泉施設や映画館等と連携した企画乗車券を販売した高松琴平電気鉄道、クラウドファンディングを活用した資金調達でラッピング列車を運行するしなの鉄道、映画公開を契機とした日本最古級車両の体験運転イベントを実施する一畑電車が紹介されています。

■「地方鉄道の誘客促進事例集」に取り上げられた鉄道事業者
<地方鉄道の誘客促進に関する調査>
道南いさりび鉄道、秋田内陸縦貫鉄道、会津鉄道、由利高原鉄道、しなの鉄道、えちごトキめき鉄道、鹿島臨海鉄道、江ノ島電鉄、樽見鉄道、明知鉄道、北条鉄道、紀州鉄道、智頭急行、一畑電車、錦川鉄道、土佐くろしお鉄道、高松琴平電気鉄道、平成筑豊鉄道、南阿蘇鉄道

<地方鉄道の経営改善に関する調査>
三陸鉄道、山形鉄道、養老鉄道、福井鉄道、伊賀鉄道、四日市あすなろう鉄道、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)、信楽高原鉄道、若桜鉄道

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。