江ノ島電鉄(江ノ電)は、2024年6月2日(日)から安全性を向上させた車両を順次導入すると発表しました。まずは安全対策改造を実施した500形501編成、502編成から導入。今後、他形式についても改造工事を施し順次運行する予定です。
改造工事は、乗降時や出発時のホーム上の安全確保、車内緊急時の迅速な対応を目的として実施。ホーム上の安全を確認するための側面カメラや車内防犯カメラ、通話型非常通報装置設置、4言語による併結間の転落防止放送、ホームを検知して扉を開閉させるシステムを導入します。
鎌倉や江ノ島など名所が点在する湘南エリアを運行する江ノ電では、週末を中心に多くの観光客が訪れ、特に鎌倉駅は乗車待ちの列が発生。慢性的にホームに人が溢れるなど、安全性が心配されていることから、今回の対策に期待がもたれます。