常磐線、東京都区内~仙台間を結ぶ直通特急を運転へ

ニュース画像:E657系 - 「常磐線、東京都区内~仙台間を結ぶ直通特急を運転へ」
E657系

©JR東日本

JR東日本は2019年7月5日(金)、東日本大震災の影響で運転を見合わせている常磐線の富岡~浪江間の復旧工事が完了し、同線が2019年度末までに、全線運転再開するのにあわせ、東京都区内~仙台市内間を結ぶ直通特急列車の運転を決定しました。

車両は、東京都区内~勝田、いわき間を結ぶ特急「ひたち」、「ときわ」で使用しているE657系を増備して投入します。

富岡~浪江間は、国や関係自治体などの協力を得ながら、復旧工事を進めており、2019年度末までの運転再開を目指しています。震災前は、上野~仙台間を直通する列車も運転されていましたが、2019年7月現在、上野、いわき方面~富岡間と、浪江~原ノ町、仙台方面間で折り返し運転を実施、富岡~原ノ町間で代行バスを運転しています。

沿線は、福島第一原発事故の影響による帰還困難区域に指定されていますが、特定復興再生拠点区域の一部が先行して避難指示解除されることにあわせ、常磐線も運転再開する予定です。

列車の詳細な運転再開時期や時刻・料金などは、決まり次第、発表されます。

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