近畿日本鉄道は2020年2月1日(土)から、特急列車の座席を全席禁煙とします。以後、車内では喫煙室のみタバコを吸うことができます。
近鉄は、これまで特急車両に順次喫煙室を設置し、全席禁煙化工事を進めてきました。大半の列車で喫煙室の設置された車両で運行可能になるまで工事が進展し、4月1日(水)には改正健康増進法が施行されることを踏まえ、今回、全席禁煙化が決定されました。
観光特急「しまかぜ」、伊勢志摩ライナー、ひのとり、アーバンライナー、さくらライナーのほか、オレンジと白の車体カラーの車両で運行する特急列車は車内に喫煙室が設置されますが、観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と、紺とオレンジの車体カラーの12200系車両のみで運行する列車には喫煙室がなく、車内での喫煙はできません。
なお、近鉄は2019年7月21日(日)に駅喫煙コーナーを廃止し、駅構内を全面禁煙化しています。