JR北海道は2017年10月6日(金)、グループ会社の札幌工営を札幌交通機械に吸収合併すると発表しました。合併は2018年4月1日(日)付けで実施し、札幌工営は解散となります。
合併により解散する札幌工営は、鉄道車両の整備のほか、苗穂工場などの荷役作業の請負を事業としており、機械加工技術を生かし、車号銘板などのSLグッズや真鍮製表札の製造、販売なども手がけています。
札幌交通機械は、鉄道車両の整備や機械設備の整備などを主な事業としており、過去には札幌市電のササラ電車を製造するなど、鉄道車両の製造実績もあります。
JR北海道は今回の合併を通じ、事業内容が一部重複している2社を合併することで、車両整備業務の効率化を進め、経営基盤の強化を図ることを目的としています。