001系Laview、ブルーリボン賞を受賞 西武50年ぶり

ニュース画像:ブルーリボン賞を受賞した001系Laview - 「001系Laview、ブルーリボン賞を受賞 西武50年ぶり」
ブルーリボン賞を受賞した001系Laview

©西武鉄道

西武鉄道が導入した特急車両「001系Laview」が2020年6月5日(金)、ブルーリボン賞を受賞しました。西武では、1970年に受賞した初代特急車両「5000 系レッドアロー号」以来、50年ぶり2度目のブルーリボン賞の受賞となりました。

001系 Laviewは建築家の妹島和世さんがデザイン監修、日立製作所が製造、2019年3月16日(土)のダイヤ改正にあわせ、デビューした車両です。「いままでに見たことのない新しい車両」を目指し、「都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込む特急」、「みんながくつろげるリビングのような特急」、「新しい価値を創造し、ただの移動手段ではなく、目的地となる特急」の3点をデザインコンセプトとしています。車両はアルミ素材で製造され、車体正面の前面ガラスには、国内初となる大きな三次元の曲面ガラスが採用されています。

ブルーリボン賞の選定では、車両前方の三次元の曲面を代表例にスタイリッシュで特徴的な外観デザインをはじめ、良質な雰囲気、機能性の充実、バリアフリーの促進が図られた客室と設備、省保守性や信頼性の向上、環境負荷の低減など、現代の鉄道車両として「完成度が極めて高く、魅力あふれる車両」と高い評価を得ています。

建築家の妹島さんは、プロジェクトに参加できたことを光栄とし、「皆さまにずっと愛されてたくさんの方々に乗っていただければと思います」とコメントを寄せています。

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。