JR西、第2四半期営業収益 49%減の3,899億円

ニュース画像:JR西日本 - 「JR西、第2四半期営業収益 49%減の3,899億円」
JR西日本

©RailLabニュース

JR西日本は2020年10月30日(金)、2020年度第2四半期(2020年4~9月)決算を発表しました。営業収益は前年比49%減の3,899億円、営業損失は1,447億円、経常損失は1,543億円、純損失は1,281億円でした。新型コロナウイルス感染症の影響で、鉄道を含む運輸、流通、不動産と全ての事業で前年を下回る状況です。鉄道の中でも新幹線は輸送人キロベースで、前年度と比べると72%減となり、在来線の35%減と比べ収入面で大きな影響を与えています。

9月に発表した通期予想の売上高9,200億円、営業損失2,900億円、当期純損失2,400億円は変更しません。この予想は、年末まで現在の利用状況が継続し、その後は緩やかに回復する前提に基づいています。感染症の見通しは不透明な部分があるため、設備投資の抑制やコスト節減は継続して取り組みます。

資金面では金融機関の調達枠の拡大を実施し、社債やコマーシャル・ペーパー(CP)の発行などで約6,100億円を調達します。2022年までの中期経営計画 は現在の状況を考慮し、コロナ禍を考慮した取り組みに改めて対応します。安全性向上は変えず、地域共生を深めながら新たな価値創造の挑戦に取り組みます。また、当面は財務健全性を確保しつつ、変化への対応力を高める改革を進めます。

関連記事

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。