JR西日本は2021年5月21日(金)、北陸本線(米原~木ノ本間)で運行してきた「SL北びわこ号」の運行終了を発表しました。「SL北びわこ号」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年春から運転を休止、事実上2019年の運行が最後となりました。
SL北びわこ号で使用する車両では、煤煙の影響の少ない換気が困難で、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を十分に行う見込みが立たず、また部品の入手等、保守にも苦慮していることが運行終了の要因です。
「SL北びわこ号」は、1995年8月に運行開始、牽引は蒸気機関車「D51 200」と「C57 1」が担当、客車は12系客車で運行されました。