「旭山動物園号」のキハ183系
JR北海道は、2017年12月1日(金)、特急「旭山動物園号」で使用していたキハ183系について、2018年3月をもって引退とし、3月24日(土)と3月25日(日)の2日間、ラストランとして札幌〜旭川間で運行すると公表しました。
3月で引退となる編成は、2007年4月からの「旭山動物園号」運転に合わせ改装が施され、外装に動物のイラストなどをデザインした5両編成のキハ183系です。2017年12月現在、1号車の「キハ183-3」は「草原のサバンナ号」、2号車の「キハ182-46」は「熱帯のジャングル号」、3号車の「キハ182-47」は「北海道の大地号」、4号車の「キハ182-48」は「鳥たちの大空号」、5号車の「キハ183-4」は「極寒の銀世界号」のデザインとなっています。
ラストランは、3月24日(土)と3月25日(日)の2日間、各日札幌〜旭川間で1往復運転されます。各日とも、往路は8時24分に札幌駅を出発して10時9分に旭川駅に到着、復路は、15時41分に旭川駅を出発して17時22分に札幌駅に到着します。ラストランの運行列車は全席指定席で、「お別れセレモニー」なども実施される計画です。
なお、運行終了前の3月4日(日)には、旅行会社のクラブツーリズムによる特別貸切運行が実施され、羽田空港発着の旅行商品が1人あたり35,000円で発売されます。詳しくは、JR北海道のウェブサイトを参照ください。
