北海道小樽市は、2030年度末に開業予定の北海道新幹線 新小樽(仮称)駅のデザイン案について、2024年3月28日に鉄道・運輸機構へ推薦書を提出したと発表しました。
デザイン案は、2023年10月に同機構より「A案 歴史の継承~小樽の歴史と懐かしさを後世に受け継ぐ品格のある駅~」「B案 新旧の融合~小樽のまちの記憶を継承し、未来へ繋ぐ端整なたたずまいの駅~」「C案 自然と温もり~自然に溶け込み、小樽のまちに明かりを灯す洗練された温もりの駅~」の3案を受領。12月に市民等によるアンケートや「北海道新幹線活用小樽まちづくり協議会駅舎デザイン検討部会」での検討結果を踏まえ、「A案」を推薦することに決定しました。
選定理由は、「アンケート調査において各世代、小樽市内・市外のいずれからも最も多く支持され、小樽の歴史が感じられる品格・落ち着きのあるデザインが市民にも訪れる人にも長く親しまれる、小樽の新たな玄関口に最もふさわしい案である」としています。今後、鉄道・運輸機構がこのデザイン案を基に駅舎設計を進めていく予定です。
新小樽(仮称)駅は、小樽市天神2丁目に位置。小樽駅からは直線で約3.9km(バスで約20分)、小樽ICからは直線約3.4km(車で約8分)に設置される予定です。